その他の設備
遠心分離器
インプラント治療をはじめとする外科処置の際に用いる遠心分離器です。
採血で得られた10〜20cc程度の血液を “メディヒュージ”で遠心分離することによって、血液中の血小板や赤血球が分離され、それと同時に凝固因子が刺激されてフィブリンゲルが形成されます。
このフィブリンゲルを、CGF(Concentrated Growth Factor)と呼びます。
CGFには、傷ついた組織の再生・治癒に働く成長因子が多く含まれている上、添加物を一切用いないことから、“完全自己血由来の治癒促進素材”と言えます。
CGFを用いる利点:組織の再生・治癒促進(骨ができやすい・傷が早く治りやすい)
CGFを用いる利点:術後疼痛の軽減(痛みが抑えられる)
CGFを用いる利点:感染のリスクがない(安全性が高い)
滅菌器
ヨーロッパ基準EN13060の“クラスB規格”をクリアする、非常に高性能なオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)です。
“DACプロフェッショナル”を用いることで、医科の基準に則したハイレベルな滅菌を実現します。
使用したハンドピース(歯を切削する機器)の内部には、切削粉や血液、唾液などが付着しており、手作業での洗浄による内部の汚染物質除去は不可能と言っても過言ではありません。
“DACユニバーサル”の使用は、飽和蒸気をハンドピース内部に強制通気させることにより、外部だけでなく内部も確実に滅菌します。